2011年12月1日木曜日

久々にRollei 35で -ドイツ製コンパクトカメラの実力-

 

今回はその場その場でカメラをあれこれ使い分けました。

画質がいいので、ちょこっと記録程度の写真はiPhoneのカメラで。
構図をがっちり決めたり、ボケを楽しんだりするにはデジタル一眼のPentax K-rを。
そして、広角に遠景を撮影する時にはRollei 35で。

 

このブログでRollei 35で撮影した写真を公開するのは初めてかな。
1967年に発売のカメラで、カール・ツァイスのレンズ、デッケルのコンパーシャッター、ゴッセンの露出計と、
当時の超一流品を石鹸箱位の大きさのボディに詰め込んだ本格的な35mmコンパクトカメラです。
今でも根強い人気があるみたいで、中古市場でもかなり良い値がついています。

初期型はドイツ製。それ以降はシンガポールで生産されました。
ドイツ製のほうが総じて部品の質がよく、ファインダー部もプラスチックではなくてガラスでできているのだとか。

私が持っているのはドイツ製。ドイツにいる時にオーバーホール済みのを20000円弱で購入しました。
距離の測定が目測式であるため、花撮りとかにはあまり向かないため、しばらく出番がありませんでした。
しかし、今回のように山の上から遠景を撮るにはもってこいの道具なので連れて行きました。

 

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カール・ツァイス製のテッサー搭載故に、抜け具合と発色具合が良いので、紅葉撮影を楽しみにしていましたが、
やはり期待通りでした。色の鮮やかさは素晴らしいです。紙の写真を見せれなくて残念~。

 

 

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もともと赤色に定評にあるテッサーですが、紅葉の赤色も見事に描写してくれてます。
燃えるような赤。デジイチで撮ったものよりも出来は良く、私は好きです。

 

 

 

帰り道

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高所恐怖症の私には・・・。なのになぜか一番前に乗ってしまうというこの性。

 

 

朝護孫子寺の紅葉

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これはなんて花だろう?

 

信貴山門のバス停から朝護孫子寺の本堂までは徒歩15分です。

その道中にある民家に庭に咲いていた花。なんていう種類の花なんでしょうか。彼岸花になんとなく似てる。

 

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高安山駅からはバス移動

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近鉄バス所有の車両の中では旧型のもの。10年ぐらい前までうちの近くの路線でも活躍してました。
なんか懐かしかった~。信貴山門までは2駅。240円はちと高い。

ケーブルカーで山登り、レッツゴー!!

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朝護孫子寺

12月になりました。紅葉シーズン真っ只中。
今週末から来週末ぐらいまでが見頃でしょうか。生駒山もとても綺麗に色づいています。

 

朝、家の窓から生駒山を見ると、あまりの綺麗さに写真を撮りに出かけたくなりました。
当初予定していたのは大阪城公園でした。近いし、安いしという理由からです。しかし、途中で予定変更。
生駒山が色づいているのなら生駒山系の信貴山も綺麗なはず。ということで朝護孫子寺を目指すことに!!

 

 

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近鉄河内山本駅と信貴山口を結ぶ信貴線。近鉄電車で2両編成の電車に乗るのはこれが初めて。
本数が少ないので要注意。今回は幸いにも接続はばっちりでした。

 

 

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信貴山口から高安山まではこのケーブルカーに乗ります。昭和5年に開業したというとても古い鋼索線。
車両はなんと1957年に作られたものが現役なのだとか。大丈夫なのかちょいと心配でした。

 

 

 

 


 

2011年11月24日木曜日

紅葉の絨毯

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このはしわたるべからず

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立入禁止、なぜ?

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あ~、美しや

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中門

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境内

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一休寺

5連勤後がようやく終わった~。

体の芯に疲れが残っているものの、ストレスの方がそれを上回っていたので、

さっさと解消すべく今日もカメラを持ってお出かけしました。無我夢中で写真撮影するのが何よりのストレス解消法。

向かった先は京都府東部にある一休寺というお寺。頓智で有名な高僧一休禅師縁のお寺なのだとか。

 

JR片町線で京田辺駅まで移動。その後徒歩で近鉄新田辺駅へ行き、そこからバスに乗りました。
バス移動は要注意で本数がとにかく少ない。一時間に一本しかないのです。乗り逃すと大変なので余裕を持って移動。

 

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近鉄新田辺駅にあった一休さんの銅像。小僧時代のものかな。
一休宗純が一休寺で過ごしたのは晩年。88歳でなくなるまで暮らしていたのだとか。

 

バスに揺られること約10分。一休道というバス停で降ります。そこから徒歩移動。案内板があるので迷うことはありません。

 

今年は紅葉が遅れ気味だということなので一休寺もまだかなぁと心配していましたが、
境内のもみじはいい具合に色づいてくれていました。

2011年11月18日金曜日

そろそろ猫には厳しい季節だニャ~

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なんていう花なんだろ?

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枯れ落ちないでね~

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色付くまでもうちょいかな

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野崎観音 紅葉してるかなぁ~

 

カメラも治ったことだし、試し撮りすべく野崎観音に行ってきました。
天気が悪かったので遠出するのは怖かったので近場で。本当は一休寺に行きたかったけど雨降りそうだったし。

 

先日、念願の単焦点マクロレンズをゲットしました。高かったけど、これ一本あれば何かと捗る。
50mm相当の単焦点レンズは必ず手に入れると決めていました。これがあるだけで撮影がかなり楽しくなる。
望遠や広角って便利なんだけど、やっぱり自分が動いて構図を決めるのが好きかな。

 

試しどりを2枚ほど。

 

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Pentax K-r センサーのゴミ取り

連休二日目。トラブル発生。デジタル一眼のセンサーに付いたゴミがとれない。


粘着性の少々厄介なものっぽい。絞りまくって白い紙を撮影したらゴミがくっきり写っている。
センサーを振動させてゴミを取り除く機能はついてるもののうまくいかない。
 

まだ保証は効いてるし、とりあえずPentaxのサポセンに電話してみることに。
保証内であれば無償でゴミ掃除してくれるとのこと。早速長堀橋にあるPentaxのサービスセンターに行くことにしました。


長堀橋駅から徒歩数分のところにサービスセンターはあります。
ビルの2階。入り口も大変わかりよい。受付のお姉さんも大変親切で、事情を説明してカメラを預けました。


電話で「ゴミ取りなら30分ぐらいで済みます」ということだったので、受付前のフロアで待つことに。
しかし30分もしないうちにカメラが戻って来ました。清掃とファームウェアのアップグレードをしてくれたとのこと。


センサーへのゴミ侵入ですが、しばしばレンズを交換していたからだと思っていたけどどうやら違うらしい。
受付のお姉さん曰く、シャッター室は密閉状態ではなく、どこからかゴミが入ってくるのだとか。


K-rよりも上位機のK-5であっても、防水防塵使用が施されていてもこれは致し方ないことなのだとか。
んーホコリとの戦いになりそうだ。デジタル一眼レフを使う際には。

 

今回は保証でクリーニング代は無料だったけど、有償の場合はどうなるか聞いたところ、
ホコリ取りぐらいなら1005円でやってくれるのだとか。センサー壊して修理・・・ってことを考えたらこれは安いかも。

 

こりゃ定期的に点検してもらったほうがよいのかもしれない。

 


 

2011年11月17日木曜日

吾唯足知

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龍安寺 石庭

シフト変更があり、今日明日と急遽二連休ができてしまいました。

連休一日目、紅葉の季節ということで京都にある龍安寺に行ってきました。ここは前からずっと行ってみたかったところ。

そう、このブログのタイトル「是唯足ルヲ知ル」と密接に関連するお寺です。

 

今回の旅は一人ではありませんでした。スペシャルゲスト付き。

 

 

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龍安寺石庭。縁側に座って、30分ほどじーっと眺めていました。
お付きの人が「白い砂に光があたってる。この光が一見何もない庭をうまく飾っている」と言いました。
なかなか上手い感じ方だなと思いました。


白砂と石と苔しかないこの庭。庭としては木もないし川も流れていない。足りないところだらけ。つまらなささえ感じる。


だけど、見方一つでこの庭も大変魅力的に見える。

光の形、位置、強さ。空や庭を囲む木々の色とのコントラスト等々。これらを意識すると色々な見方ができる。

一見つまらないものでも、見方を変えればとても満足いくものになる。

また、その満足の度合は人それぞれちがう。

 

人間が生きていく上で大事な物の見方をこの庭は教えてくれているのかな。

 

 

 

 

 

2011年11月14日月曜日

阪堺電車

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石舞台

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舞楽を奏でるところです。日本三大石舞台の一つ。残りの2つは厳島神社と四天王寺。

住吉造

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桧皮葺の屋根に切妻造りになっています。柱は朱塗り、壁は胡粉。

本殿はすべて大阪湾に向いています。

住吉大社にお参り


大阪に住んでいながら、これまで一度も訪れたことがないところって結構あります。

その一つが住吉大社。大阪府下、いや全国屈指の初詣の定番でありながら一度も訪れたことがありませんでした。

 

行こうと思い立った動機ですが・・・。仕事帰りの電車の中でおばさん達が「住吉さん云々」と話していたから。

それを聞いて「そういや、まだ一度も行ったことないな~。明日休みやし行ってみるか」と。

 

 

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住吉さんへの行き方ですが、通天閣のお膝元である恵美須町から大阪最後の路面電車である阪堺電車に乗ります。
住吉駅という駅もあるのですが住吉鳥居前駅という駅のほうがはるかに便利。鳥居まで徒歩0分ですから。

 

 

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住吉さんで一番有名なのがこの反橋。別名太鼓橋。豊臣時代にできたそうで、当時はこのすぐ近くまで入江だったので、
入江と本殿を結ぶ目的で造られたのではないかといわれています。

 

 

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反橋遠景。池に映る姿がなんとも美しい・・・。写真では何度も見たことありましたが、ほんとに訪れることができて感激。

 

 

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手水舎。ウサギさんが写っています。この神社の神様の一人、神功皇后さんがお祭りされた日が卯の日だったので、
住吉さんとウサギさんの結びつきを象徴するものなのだとか。

 

 

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第一本宮。

 

 

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第二本宮。

 

 

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第三本宮。

 

 

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第四本宮。

 

一つ一つお宮をお参りした後、じっくり境内を散策することにしました。

 

 

 

2011年11月10日木曜日

大阪城

天気は悪かったですが、ぶらり写真を撮りに出かけたくなり、大阪城に行ってきました。

 

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大阪城ですが、現在の天守閣は昭和6年に完成した鉄筋コンクリート製です。
豊臣秀吉が建てたことで有名なお城ですが、天守閣は現在ので三代目。二代目は徳川時代に建てられました。
二代目天守閣は豊臣時代を払拭すべく、初代大阪城があった場所全体に盛り土をして、その上に建てられました。
今でも、地下数メートルほど掘ると、豊臣時代に建てられた大阪城の遺構が見つかるのだとか。
この二代目天守閣も、江戸時代に落雷火災で消失。江戸時代のほとんどの時期、大阪城には天守閣がなかったらしい。

昭和に建てられたこの再建天守閣ですが、豊臣時代の天守閣を模しています。


というわけで、今年は再建天守閣ができてちょうど80年の節目に当たる年。

 

 

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極楽橋と大阪城天守閣。ちょうど北東部に位置するこの場所、久々に訪れました。
曇り空故に撮影しにくく、さらにちょうど太陽と向かい合わせになったので太陽を隠す構図で撮影することに。
白飛び、黒飛び、特に起きていない模様。

 

 

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大阪城のお堀。「水の都大阪」と言われるぐらい、大阪には堀が多い。ほとんどが豊臣時代のもの。
都市開発で殆どが埋め立てられ、道路になってしまいましたが、大阪の町を少し歩くとその名残を見ることができます。
四方八方に張り巡らされた堀。難攻不落と称されただけあります。