2010年1月25日月曜日

冬でもいまっせー!!

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極寒の、氷点下の気候下でもいるんだな、ヌートリア。もともとアマゾン原産の動物な筈なのに・・・。
水鳥達に混ざって、散歩する人達がばらまく餌のおこぼれに与ろうという魂胆だったようだ。
陸地に這い上がろうとしたら、凍った雪の上で滑って川にドボン。やっぱり冬向けの動物じゃないのかも。

 




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至近距離から撮影。餌をもらおうとよたよた近づいてきた。その後、白鳥に威嚇され敢え無く退散。
長い体毛の一部と髭が凍ってしまっているではないか。見ているだけで寒くなりそう・・・。

天然のスケートリンク

PeißnitzのVolksparkには大きな池がある。
この極寒の気候下で、何と池全体がかちんこちんに凍ってしまっていた。


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スケートを楽しむ家族連れ。自前のスケート靴で池の上をすいすい滑っている子供達。
私も恐る恐る池の上に立ってみることに。池全体、隅から隅まで見事に凍ってしまっていた。こりゃすごい。



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池というよりも、もはやスケートリンク状態。あるいは陸地の延長で、池の上で散歩を楽しんでいる人もいた。
さすがに自転車で来ている人はいなかった。



こんなに大きな池がまるまる凍ってしまうなんて、絵画や映画の中でしか見たことがなかった。
めちゃくちゃ寒かったけど、こんな貴重なものを見ることができてよかったよかった。

ゴロニャーン


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冬の景色に似つかわしくない動物を発見。

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その動物とは

猫。暖かいところが好きなはずなのに・・・。
なにしてんだろう、このネコちゃんは。
人間には慣れているみたいで、腰をかがめて相手してあげると膝の上に前足をのせてきた。
爪を立てていたので痛かったが・・・。


寒くないのかな。

散歩道

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歩道部分は踏み固められているが、アイスバーン状態で非常に危険だった。油断すると足を取られる。
だけど、数は少ないもののジョギングしている人、ベビーカーを押して家族で散歩を楽しんでいる人達がいた。



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比較的歩きやすかったのは雪の上。極寒故に凍り付いてしまってシャーベット状になっている。

普通の散歩よりも相当疲れる、雪の上は。

極寒のザーレ河畔

外気温は依然氷点下5℃以下。
朝から精力的に動く。洗濯をし、バス・トイレを洗ったバケツとブラシを洗う。
洗濯物、部屋干しにしようか外干しにしようか迷った。
極寒だけど太陽は出ていたので。

一か八か外干しに・・・。だけどこれは失敗。短時間で凍り付いてしまった。
恐るべし氷点下の外界。


洗濯物を干した後、久し振りにザーレ河畔に散歩に出掛けてみることにした。


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11月頃に訪れた時には一面落ち葉で覆われていた並木道も雪で真っ白。20センチほど積もっている。
道は雪が凍ってアイスバーン状態になっていてとても歩きにくく且つ危険だった。
つるっと滑ってしまうと、転んでお尻を強打しかねない。



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対岸はヌートリアの淵。ここも雪で覆われている。こんな寒いのにヌートリアはいるのだろうか。



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このベンチに腰掛けてお昼ご飯のハンバーガーを食べる。ハンバーガー、無性に食べたくなったので。


足下に注意しながら河畔の探索を続行。

2010年1月19日火曜日

雪だるま

外を眺めてたら雪だるま発見。
昨日までなかったのに・・・。誰がいつの間にこしらえたのやら。


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ご丁寧に両手、髪の毛、そして綺麗なお椀型のオッパイまでついてる。
ドイツの雪だるまは日本のそれとは違い3段型。


幾分暖かくなり、雪も溶けつつある。といってもまだまだ沢山残っているが・・・。
北半球の寒波が北極振動っていうのに起因しているというのをニュース記事で読んだ。
ヨーロッパだけでなく、今年はアジア方面でも寒いそうだ。


寒波は弱まりつつあるらしいけど、まだまだこの先わからないらしい・・・。
寒いのは歓迎だけど、雪は嫌だなー。

2010年1月15日金曜日

湿度計

自分の部屋の湿度が一体どれぐらいなのか、ずっと前から気になっていた。

部屋にいるとやたら腕やら足やらが痒く、
唇はパリパリ、喉がからからになるので、思い切って湿度計を買ってみることに。


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これが買った温度計&湿度計。結構お高いものなので驚いた。
でも設置することですごい事実が発覚・・・。


電池を入れて早速動かしてみたらなんと、、、
部屋の湿度は20%台だった・・・。


1時間ぐらいたってもせいぜい30%程度ほど。
いかに乾燥した部屋にいたのかよーくわかった。手足が痒いのも納得できる。


電気ポットの蓋を開けっ放しにして蒸気を出すことに。


数分で60%になる。キッチンやトイレに行く際、ドアを開け閉めしていたら50%に落ち着く。
湿度だけじゃなく室温も重要。私の部屋は大体24~25度あるらしいことが判明。


室温24度。湿度50%。このぐらいが居住空間において一番快適な状況らしい。
確かに維持することでイライラすることもなくなり、快適になったような気がする。
手足の痒みもとれた。


湿度は人によって体感が全然違う言われるけど、
ある程度数値を拠り所にして快適な空間作りを意識した方がいいのかなーって実感した。


でも、過度な加湿はよくない。
なにごともほどほどに。

2010年1月13日水曜日

時差ボケ&初買い物

あかん。また変な時間に寝てしまった・・・。

昨日も書いたが、冷蔵庫の中が空っぽだったので、午前7時半頃スーパーに出掛けることに。


ドイツに到着後まともに外に出たのはこの時が初めて。
スーパーまでたどり着くのは一苦労だった。道路には半端じゃない量の雪が積もっていた。
雪国生まれでないため雪道には不慣れ。結構堪えた。
今回の積雪は相当なものだ。過去に私が体験したもののなかで一番凄いかも。
天気予報によれば気温は氷点下がつづくらしいから、暫くの間雪は溶けないだろう。
そうこうしているうちにまた次の積雪が来るかもしれない・・・。

こりゃ、今年の冬は相当厳しいかもしれないなと思った。


早朝故にスーパーの客は私一人だった。
店員さんは品出しに追われている。所々通路が品物で塞がれているので移動しにくいし、
店員は品出しで忙しいのかピリピリしている・・・。
開店時間は7時だが、これはちょっと早過ぎやしないか?
早けりゃよいっていうものではないだろう・・・。
お客さんがやってくるまでに品出しを完全に済ませておいて、
心地よく買い物をしてもらうという意識がドイツにはなのかもしれないな。
日本だと早くて9時開店かな。7時開店は無謀すぎる。


帰宅後朝食を作る。
トマト、ピクルス、パン、目玉焼き、ソーセージ・・・。


お腹いっぱいになるとすぐ眠くなるなー。
これを上手に利用すれば時差ボケを早くに解消できるかもしれない。

2010年1月11日月曜日

大雪

時差ボケ進行中。
飛行機で眠れる人ってホント羨ましい・・・。

昨日家に着いた時凄くお腹が空いていたので、
冷蔵庫に残っていた僅かな食糧を使ってお粥を作って食べた。


飛行機の中では飲み物は沢山くれるが、
塩っ気のあるものは殆ど出ない。
国際線の機内食や軽食(サンドウィッチ、おにぎり等)では足りない。
さらに機内や空港内じゃ暖房がガンガンにきいているので、
汗も結構かく。
こんな状態では塩分不足に陥り、頑張りがきかなくなってくる。

なので少しお塩を多めにきかることに。
少し塩分補給してあげるだけで、疲労度が僅かながら解消されたような・・・。


胃腸に優しいお粥は疲労困憊時に元気をくれる。
程よく空腹も満たされ、ぐっすり眠ることができた。


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朝、といっても目が覚めたのは午前10時頃だったが、
窓の外を見ると写真のような光景が。雪はかなり深い。10センチどころの騒ぎじゃないかも。
これ、溶けるのに相当時間かかりそうだ。

家の前の道路じゃ、ご老人がスキーを履いて移動していた。
スリップ防止のためにはスキーは役に立つかもしれないな。


明日こそ買い物に行かねば。

2010年1月10日日曜日

大波乱の帰路 電車よ、待ってくれー!!

ライプツィヒ・ハレ空港への飛行機は悪天候をついて何とか飛んでくれた。
同じ搭乗カウンターで、直前のミュンスター行きの飛行機が急きょ欠航になったみたいで冷や冷やしたが。


このライプツィヒ・ハレ空港への移動が今回最も重要だった。
飛行機が遅れると、ハレへの移動の希望が絶たれる。もう延着はゴメンだ。
しかし、そんな思いが届くはずはなく出発が遅れ、10分の延着。
目的地の空港の天候状況が大雪で最悪だったのが原因。


確かに悪天候だった。着陸時、窓からライプツィヒ・ハレ空港を見ようと窓をのぞいたが、
真っ白で何も見えなかった。さらに雪は激しく降り続いていた。
ここからイライラが爆発。なかなか到着ロビーにたどり着けない。
着陸したのが午後11時10分。そこから飛行機が停止するまでさらに10分。
バスでの到着ロビーへの移動に5分。
結局、荷物受け取りのコンベア前に到着したのが午後11時半前だった。
最終電車がくるのが52分・・・。やばい。イライラ爆発。


さらに、待てども待てども荷物が出てこない・・・。
荷物を受け取れたのが午後11時45分。あと7分しかない・・・。
到着ロビーから鉄道駅までは100メートルほど離れている。
重い荷物を息を切らしながら必死に運び、
鉄道駅に着いたのが11時50分。
切符も何とか買えた。

息苦しかったー。


しかし・・・。電車が来ない。


52分をとうに過ぎても来ない。
方々から

「おかしいなー」という声が聞こえ始める。
「もう電車来ないね」と話しかけてくれた老夫婦がホームから去っていったのを皮切りに、
人の姿がホームから次第に消えていった。


私もタクシーでも捕まえようと到着ロビーに移動することにした。
エレベーターに乗っていた時のこと。ホームからアナウンスが聞こえたような気がした。
最上階まで上がってしまったが、すぐにホームに戻ることに。
幻聴ではなかった。つくやいなや「電車が入ります」というアナウンスがハッキリ聞こえた。


英語圏から来られた観光客風の夫婦に英語で
「今のアナウンスはなんて言ったの?」
って訊ねられた。
「電車、来ますよ!!」
と告げるとお互い嬉しそうにガッツポーズ。


遅れに遅れまくった旅程だったが、最後の最後に思いは通じた。
へとへとにはなったが・・・。


0時20分頃ハレ到着。
路面電車は週末故にまだ走っていたが、
雪の量が半端じゃなかったので、
贅沢とは思いつつもタクシーを使うことに。


「今、日本から戻ってきたんですよー」
とタクシーの運転手と暫しお喋りを楽しむ。気さくな方だった。
「日本なんて僕にとっちゃ夢のような世界だよ。テレビでしか見ることないなー」
でも、日本について肯定的な事を色々話してくれたので、
なんか聞いていて嬉しくなってきた。
肯定的な内容・・・。人々の礼儀正しさ等だったかな。


雪景色についてのお話も興味深かった。
辺り一面真っ白になって、メルヘンの世界のようになるので、
雪が降った後散歩されるのがその運転手さんの楽しみなのだとか。


家には午前1時前に到着。
3週間放置していたポストをも恐る恐るチェック。
広告まみれになっているのではないかとずっと心配していた。
特に重要な書類も手紙も届いていなかった。
久し振りの部屋。
食べ物がなーんにもないのでなんとかしないとなー。


大波乱の帰路もこれでとりあえず終了。
まぁ、悪天候の中の移動故に、
五体満足で帰って来れてよかったー。

大波乱の帰路 関空→フランクフルト空港

 

 

本日午前1時前に無事ドイツに到着。その道程は大波乱だらけだった。


関空までの移動。平日の阪和線はすし詰めでとても大変。
早朝の移動故ラッシュアワーに巻き込まれるのはやむを得ないとしても、
大きな旅行鞄を抱えての移動はホントに疲れる。

それを避けるべく土曜日にしたのだが、天王寺から座れるぐらい空いていた。
天気もよく、これから始まる旅の前途を祝するか如く車内に心地よい朝日が入ってきた。
でも実際は・・・。



出発2時間半前にチェックインカウンターに到着。
そこで衝撃の事態を知らされる。
悪天候のため、搭乗予定のフランクフルトからライプツィヒ・ハレ空港への便が欠航。
午後10時、11時着発の便に振り替えられるとのこと・・・。


悪天候・・・。まぁ冬場のフライト故に想定内のこととはいえ一つ不安がよぎった。
午後11時に無事ライプツィヒ・ハレ空港に着けたとしても、
そんな遅い時間にハレ行きの電車があるのかどうか・・・。


フランクフルト止めにしてもらえば、鉄道による地上移動が可能。
しかし、航路変更は認められず

。ライプツィヒ・ハレ空港には行かないといけないらしい。
フランクフルトには午後15時半到着。
次の飛行機の搭乗まで待ち時間は何と6時間。


こういう時、不安の芽はできるだけ早くに摘んでおかねばならない。
100円でネットにつなげる端末を発見。ドイツ鉄道のダイヤをチェック。
電車はあるみたいだ。ライプツィヒ・ハレ空港からハレ駅への直通は午後11時52分が最終


その次は、0時48分に電車があったが、ライプツィヒ経由で到着は午前2時前になる。


搭乗フロアにも無料ネット端末があった。
そこで再度チェックしメモしておく。
なんとかなりそうだ。



搭乗手続きを済ませ、いざフランクフルト空港目指し12時間の旅へ。
しかし・・・。機材故障があったらしく30分ほど出発が遅れた。
フランクフルト空港で6時間待機だし、この便が遅れることに関しては特に影響はない。


ハレへの移動に希望が見出せたとはいえ、フライト中不安で気が重かった。
ついついあれこれ行程を頭の中でシュミレーションしてしまう。
実際に到着してみて、状況を見てみないことにはわからないのに・・・。
こうして不安を自分で作ってしまうのはなかなか直らない悪癖。



30分遅れだったが無事にフランクフルトに到着。
高度が下がるにつれて景色が段々白っぽくなってきた。地上は真っ白。
どうやら今年の冬も雪が多いみたいだ。
念のため地上係員にフライトの変更がないか確認する。変更無し。聞くだけ無駄だった?
乗り継ぎ便のフロアまでの移動は往路地に比べてとても楽だった。


約6時間の待機が始まる。
最初の3時間は空港内を探検したり、本を読んだり、動画を見たりして時間をつぶせたが、
後半3時間は凄く辛かった。移動の疲労と心労が押し寄せてくる。
さらに、時間潰しの頼みの綱であった動画プレーヤーの電池が切れる。
意識は朦朧としていた。気がつけば、6、7名の中国人団体客に囲まれていた。
怖ろしいので、トイレ行くついでに席を外したが、
戻ってくるといなくなっていた。


空港内の飲み物、食べ物は洒落ならないぐらい高い。
コーラ500mlで2.5ユーロなんてあり得ない。日本円で約350円。ボッたくりすぎだ。
そんな中無料のコーヒースタンドを発見。
最近全然飲まなくなったブラックコーヒーで少しだけ元気を回復することができた。



まぁでも、何だかんだいっても6時間というのはあっという間に過ぎていった。
次はいよいよライプツィヒ・ハレ空港までのフライト。

2010年1月4日月曜日

胃腸回復

年末年始の日本滞在も残すところ今日を入れてあと5日ほど。
3週間という短い期間だったが、とてもよい休養をとることができた。
完全帰国まであと一年。パワフルに乗り切れそう。


去年、ドイツで悩まされていた胃腸の不具合も日本食のお陰か回復してきている。
日本に到着した当初はまだ膨満感と胃痛に苦しみ、排便の回数もガスも少なめだった。
美味しいものを食べたくてもお腹が張る辛さがあるので控えざるをえなかった。


昨晩、夜中に強烈な下腹の痛みに襲われた。
去年にこのような腹痛はほっとんどなかった。腹痛によって排便が促される。
この腹痛の後、ポッコリお腹が少し改善されたようだ。


お正月といえばお餅。お腹が膨れるのが怖くて餅も暫く食べないでいた。

試しにお昼ご飯時にお餅を2つ食べてみたが、お腹が膨れることなく夜まで過ごすことができた。
胃痛もない。もたれもない。便通もガスも数年前の状態に戻りつつある。


もう一つ意識して改善したのが咀嚼回数。できるだけ噛むように心懸けている。
咀嚼を意識すると、味覚が変わりそうなぐらい食べ物の色んな味を楽しむことができる。
これまで食べれていたものが、ひょっとしたら食べれなくなるかもしれない・・・。


とりあえず今のところ元気に過ごせている。

2010年1月3日日曜日

熊野大神宮

本年2つ目の神社は大阪市東成区大今里にある熊野大神宮。

何故大阪市内、それも東成区の大今里なのか。ここは母が生後4ヶ月から高校卒業時まで育った場所。
「一度、今里の方を歩いてみたい」という母のリクエストで訪れてみることに。


s20100101_02_03RIMG0507大今里付近は古い建物と新しい建物が混在している不思議な場所だった。下町的雰囲気が残っている。
母や私の祖父母が住んでいた家、祖父が営んでいた工場は残っていないとのこと。
しかし、祖父が通っていた床屋、寿司屋、仕事仲間の工場、母の小学校時代の同級生の実家、
曾祖父が住んでいた家等、数十年という時を経てもなお残っていた幾つかの建物を巡ることができた。

写真の神社は熊野大神宮。
も母や伯父、叔母達の遊び場の一つだったらしく、訪れたのはなんと40年ぶりらしい・・・。
かつての大今里村の氏神で、創建は聖徳太子の時代にまで遡る由緒正しい神社。


この裏手に昔、母が小学3年生まで通っていた小学校の分校舎があったとのこと。
3つ、4つ上の兄や姉の時代が丁度第一次ベビーブームで、本校では学舎不足になったため、
低学年は分校で授業がおこなわれたとのこと。もちろん現存しない。


神社ではお神籤を引いた。枚岡神社でも引いたが、その時に出たのが何と凶。
そのリベンジの意味合いでもう一度引いてみた。結果は吉。ちょっとほっとしたかな(笑)。

2010年1月2日土曜日

初詣 枚岡神社

2010年の初詣。地元の石切剣神社ではなくて少し足をのばして枚岡神社に行った。
枚岡神社へ電車で行くなら石切駅から2駅向こう。
2駅なら・・・、ということで家から徒歩で向かうことに。

徒歩とはいえ、枚岡神社は山の麓にあるため、
一旦山手の方に向かって歩かなければならない。日頃運動不足の私にはホントキツイ道程であった。



s20100101_02_03RIMG0491枚岡神社。私の地元では恐らく最も由緒ある神社ではないだろうか。
その縁起を調べてみると、神武天皇紀元前3年にまで遡るのだとか。。。
後祭神は
第一殿が天児屋根大神、第二殿が比売大神(天児屋根大神の后神)、
そして第三殿が武甕槌大神、第四殿が斎主大神とのこと。
枚岡神社は「元春日社」と呼ばれることがある。
これは天児屋根大神と比売大神が後に奈良県の春日大社に移されたことに由来する。
後に武甕槌大神と比売大神が春日大社から移され、春日大社と同じ春日神を祀ることとなった。


なお

「延喜式」(平安時代の神社総覧みたいなもの)では名神大社に列せられる。
名神大社とは神々の中でも特に古来より霊験が著しいとされる名神を祀る神社という意味である。
中世になると河内国一宮と称される。



s20100101_02_03RIMG0492枚岡神社の参道。初詣にありがちな人混みを避けるべく朝早くに出発したため午前9時半頃到着。
既に混み合っているかと思ったが、人の姿もまばらでお参りしやすかった。



 
s20100101_02_03RIMG0502拝殿の様子。これぐらいの人の量だと本当にお参りしやすい。
お賽銭をしてお参りする。神社は神様にお願いするところではない。自身の誓いを聞いてもらうところ。
今年の私の誓いは・・・。一つしかありませんね(笑)。
拝殿の遙か後に朱塗りのとても美しい御本殿が連なっている。立入り禁止のため撮影はできなかった。



s20100101_02_03RIMG0495御神酒と甘酒が振舞われていた。振舞うといっても一杯100円と有料だった・・・。
私はお酒が飲めないので、アルコール分が殆どない甘酒を一杯頂いた。寒空のもと暖をとるには最適だ。


丁度お参りを終えて帰りかける頃に人の量が増えてきた。
交通の便はよい方で、近鉄奈良線枚岡駅のすぐ前に神社がある。
付近の道は狭いため、車での参拝はあまりお勧めできないが、
沢山家族連れが車で押しかけ、退避場所のない狭い道路は大渋滞になっていた。


山手の道を登ったり降りたりと、足腰ががくがくに・・・。
もっと歩かねばなー。

2010年1月1日金曜日

正月料理

子供の頃は祖父母がいた為に、毎正月お節料理を母が作っていた。
父方、母方共に祖父母がいなくなってからは我が家からお重に詰められたお節料理は消えてしまった。

お重のお節はなくなったけど、料理そのものは依然作っているようだ。


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まず我が家の正月に欠かせないのが尾頭付きの鯛。丸ごと一匹を塩焼きにしたものである。
誕生日等のお祝い事には必ず登場する。白身魚の王様である鯛。味はとにかく絶品!!
毎年三が日中に鯛の鯛まで綺麗に食べてしまうほどだ。



s20100101_02_03DCF_0029 棒鱈の煮付け。 干したスケソウ鱈をゆっくり水で戻し、甘辛く煮たもの。
柔らかくなるまでの戻し方が出来映えを左右するので難しい。戻しが不十分だと堅くて食べられない。
しっかり戻して、味が魚に染みこむまでコトコト煮込む。
煮込み直後よりも一晩ぐらいおいたものの方が味がさらに染みこんで物凄く美味しい。


棒鱈の煮付けの横に少しだけレンコンの煮付けが映っている。
毎年レンコンは徳島県産のものをお取り寄せしていたが、今年はできなかったため、
近所のスーパーので我慢。スーパーのものも一応「徳島産」と銘打たれていたようだが。


これらに田作り、数の子、黒豆、かまぼこ、年によっては昆布巻き、栗きんとんが付け加わる。


あ、忘れてならないのは鰤。お正月付近の鰤は寒ブリで最も味がよいとされる。
母方の祖母は、毎年寒ブリを一匹注文し、大晦日に包丁でさばいて元旦の食卓に並べたのだとか。
今年、我が家も刺身用の寒ブリを買って頂いた。
舌の上でとろけるぐらい脂ののりがよく、脂のうま味が口いっぱいに「これでもか~」と広がっていく。


やっぱり「食」の点では日本の正月は本当に素晴らしい!!

新年の抱負

新年、明けましておめでとうございます。


新年の抱負。う~ん。何にしようかな。
ドイツ滞在も残り少なくなってきた。長かったトンネルを今年中には抜け出せそうな予感。
焦ることなく今まで通り、自分のペースで進めて行く。これしかないかな。


マイペース&健康第一で。