2011年5月17日火曜日

ADSL速度変更 モデムWD701CV編

光回線による高速ネット通信が主流の中、私の家では依然ADSLのままです。理由は光の必要性を特に感じないから。
それに光回線って料金が高いですからね。ADSLは始まった時にすぐ加入したから、かれこれもう10年以上経つでしょうか。
そして6年ぐらい前に接続速度を50Mbpsに変更しました。



ドイツ滞在中に、自分が使っているネット回線の速度をオンラインで調べることができるということを教えてもらいました。
帰国後、早速実家のネット速度がどれぐらいなのか計ってみたところ、下りは1,2Mbpsしか出ないということが判明。



50Mのコースに加入しているにもかかわらずこの速度の遅さ・・・。信じられない。
電話局からの距離と回線の質に速度が左右され、必ずしもコース通りの速度が出ないということは承知していましたが、
まさかここまで酷いとは思ってもいませんでした。



私の加入しているプロバイダNには50Mコースの他に、ADSLスタンダードコースとして12Mコースがあります。
50Mコースで2M弱しか速度がでないのであれば、12Mコースでもやはり2M弱ぐらいしかでないのではないだろうか。
だとすれば、50Mコースで4000円いくら払い続けるより、一番安い12Mコースにした方がお得かも・・・。



そう考え、先月下旬に早速ADSLの速度変更を申請しました。50Mから12Mにです。
そして一昨日工事が終わりました。結果は予想通り、12Mコースでも下りの最大速度は約1,2Mbpsでした。
これからは料金が2300円ちょっとになります。あーあ、もっと早くにしておけばよかったですね。



ADSLの速度する際には時々ADSLモデムを交換しなければならないらしい。
プロバイダNによれば、50Mから12Mに変更する場合にはモデムの交換は必要ないとありました。
「なーんだ、これまでどおりでいいんだー」と思っていたら、NTT工事の3日ほど前に新しいモデムが届きました。

 

「なんかの手違いかもしれないな」と思い、工事完了の前日(15日)まで箱を開けずそのままにしていました。
でも、「いや、もし変更あったら、ネットが使えているうちに色々調べとかないけないな」と思い箱を開けてみたら・・・。
なんと、今まで使っていたのと全く同じモデムが出てきました。型番まで同じ。違っているのはMac番号ぐらい。

 

もう一度プロバイダのサイトに入り、速度変更とモデム交換の項目を調べると、
欄外の注釈のところに「同じモデムが届くことがあるかもしれませんが、必ず新しいのを使ってください」とありました。
やれやれ・・・。でも一体何故。

 

付属品もなにもかも同じ。しかしモデムに差し込む無線LANレシーバーは同封されていませんでした。
レシーバーは前のモデムのものを流用しろということなのだろうか。とりあえず新しいモデムを設定し接続してみることに。
パソコン側のレシーバーはピカピカ点滅しだしたものの、前と少し違う現象が起りました。

 

「利用できるワイヤレスネットワークの表示」というところに受信可能なワイヤレスネットワーク一覧が表示されますが、
私のモデムが出してる電波のところに「セキュリティ設定が有効なワイヤレスネットワーク」というのが現れました。
こんなの今までならなかったのに・・・。さらに接続しようとするとまた訳の分からない窓が出てきたのは。



出てきたのは「WEPまたはWPAキーを入力してください」というものです。暗号みたいなのを入れないと繋がらないみたい。
そんな番号どこにあるのか分からないし、ネットを繋げて検索しようにも繋がらないしどうしようか右往左往。
そんな時「ひょっとしたらモデムとパソコンを繋ぐ有線接続にすれば」とおもいやってみたら何とかうまく繋がってくれました。

 

「とりあえずモデムは正常に機能している。問題はモデムよりもモデム側の無線LANレシーバーでは」と当たりをつけ、
クイック設定ガイドに記されてあったレシーバーの製造元サイトに入って設定マニュアルを探しました。
幸いなことにpdf形式で公開されており、それをダウンロードし何か解決に結びつく記述はないか目を通してみることに。

 

すると・・・。「WEPまたはWPAキーはモデムの底面にあります」という記述を発見。
早速調べるとキーがありました。それを入力すると無事パソコン側で電波を受信できるようになりました。
WEPキーというのは無線LANにおけるデータを暗号化する方式の一つだそうです。

 

無線LANだと第三者に傍受されやすいので、モデムとパソコンに共通のWEPキーを設定し、
そうすることでデータを簡単に読み取れないように暗号化することが可能になるのだとか。よく解らないがすごい。
私のモデム、NECアクセステクニカ製WD701CVの場合、WEPキーは底面に書かれています。

 

前のモデムにはこういったキー設定の指示はありませんでした。データ、傍受され放題だったのかな。
だとしてもたいしたデータのやり取りをしていたわけではないので構わないのですが・・・。
「新しいモデムに変えてください」というのは古いモデムではなされていなかったセキュリティ強化のためだったのかも。


 

何だかんだありましたが、引き続きネットが使えるようになって一安心。

0 件のコメント:

コメントを投稿