2012年12月24日月曜日

冬牡丹 當麻寺

24日、クリスマスイブはシフトの関係上お休みになりました。


先日買い増ししたD7000の試し撮りをどこかで行いたいと思っていたところ父が「冬牡丹見に行こう」と提案。
丁度家族全員休みが重なったので、奈良県葛城市にある當麻寺に向かいました。

 

 

極寒でしたが、凍える手でD7000の初シャッターをきりました。
さすがミドルクラス機。シャッター音が軽い。K-rはがしゃがしゃ機械っぽい音が鳴りますが。

 

グリップ周りのボタンもK-rのそれとは比べ物にならないほど多く戸惑うことだらけ。
絞り調節一つにしても、メインダイヤルだったかサブダイヤルだったか迷いましたし、露出補正も正負の向きが逆。
アンダー気味に撮ろうとしても間違って思いっきりオーバーになっちゃったり。 

 

一番苦労したのがAEロックの操作方法。AEロックのボタンはあって固定できるもののフォーカスも固定される。
後でマニュアルを見て、D7000にはAEロックにも色々な設定方法があることを知りましたが・・・。 

 

ピント合わせですが、測距点がK-rのそれとは比べ物にならないほど多い。
AFも早く、正確に合わしてくれますが、んー、にもかかわらず結構ピント外してしまったな・・・。

 

 

 

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當麻寺本堂。寺の縁起は不明なところが多いらしいです。
本堂に安置されている当麻曼荼羅が信仰の対象で、その曼荼羅にまつわる中将姫伝説で有名なところです。

 

 

 

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 こちらがその冬牡丹。牡丹は元来春の花ですが、ここでは藁で囲いを作って人工的に咲かせています。

 

 

 

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白い冬ボタン。

 

 

 

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何かと殺風景なこの季節に、このような赤色は見ている人の心をポカポカと暖かくしてくれます。
小雪がちらつく極寒でしたが、そんなことも忘れて、写真を撮るのと冬ボタンの観賞に夢中でした。
この写真は比較的まともにピントが合ってくれているかもしれない。 

 

 

 

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當麻寺奥院にある浄土庭園。ここにも沢山の冬牡丹が花をつけていました。
写真中央付近には、なんとこの時期になると咲くと言われる桜が。桜と牡丹。ここだけ春。さすが極楽浄土。

 

 

 

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千両万両。赤いものしか見たことないのですが、これは鮮やかな黄色です。
ピンと合っているようで結構いい加減かもしれない。 

 

 

 

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この美人さんが中将姫。伝説の女性です。古典芸能の題材にしばしば取り上げられてきました。
藤原豊成の娘で、才色兼備だった姫は、幼い時に母を亡くし、父豊成は後妻を迎えますが、継母に酷く虐められました。
ついに継母は家臣に彼女の殺害を命じたのですが、命乞いなどせず熱心に読経を続ける姿に心打たれた家臣は、
彼女を殺めることなく山奥の寺に彼女を隠します。その後、心改めた父豊成のもとに戻った中将姫は、
天皇に都の後宮(后妃が住む場所)へ入るよう望まれるがそれを拒んで、當麻寺で出家して尼になります。16歳の時です。
その後、26歳で長谷観音のお告げにより当麻曼荼羅を織り上げ、29歳でこの世を去ります。
亡くなった折、阿弥陀如来を始め二十五菩薩が来迎され、生きたまま極楽浄土に向かったとのことです。

 

 


 写真ですが・・・。試し撮りのため駄目駄目だ。少しずつ練習が必要ですね。

 

 

 

 

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