2010年10月20日水曜日

Exa 1aで試写


土曜日に手に入れた旧東独製カメラExa 1aで使って早速試し撮りをしてみました。
40~50年前のカメラ故、本当にちゃんと動くのかどうかが心配でした。まぁオブジェとしても様になるんだけど・・・。
でもやっぱり、撮影してどんな絵になるのか知ってみたいですよね。


その前に取り付けられていたレンズについて色々調べてみました。 一眼レフはレンズが命。
レンズはMeyer-Optik Domiplan 2.8/50 exaktaというもので、単焦点レンズです。つまりズーム機能無しのレンズ。
標準装備のレンズらしく、Meyerというメーカーもドイツでは老舗らしい。
レンズを交換する際はexaktaマウントというタイプを選べばよいみたい。結構ヴァリエーションが豊富だそうですね。
折角だから、今度是非ツァイス製のレンズを手に入れたいな。


一眼レフを扱うのは実は初めてなのです。よりによってデジ一眼ではなくてフルマニュアルの一眼レフを扱うことになるとは。
ピント合わせも絞り調節も速度調節も全部手動。さらにはフィルム巻き上げも。露光と距離は全て目測&勘です。
撮影は遠景と近景をまんべんなくテストすることに。近景といっても撮影距離は75㎝からですが・・・。
遠景は距離を∞かそれに近いものに合わせ、天気もよかったし絞りも11程度で撮影しました。
シャッター速度は今のカメラじゃあり得ない最速1/175。まぁ、晴の日なら露光も気にならないので1/125に設定することに。
本当は晴天時の撮影ではISO100のフィルムでシャッター速度1/250に対しF8で適正露出を得れるということらしいけど・・・。


そして、月曜日の午後にドラッグストアーでなくてちゃんとしたカメラやさんに現像を依頼し、今日出来上がりました。
翌日仕上げはやや高くついたみたいだけど、撮影してボディやレンズがちゃんと動くのか早く知りたかったので・・・。
引き取りは午後4時以降だったので、午後4時半頃店に行きました。はたしてちゃんと撮れてるのか、ドキドキしていました。


完成品を受け取りチェックしましたが、もうぶったまげました。数枚失敗はあったものの、画質がシャープで凄く美しい。
60年代のカメラといえども、しっかりしたレンズによる一眼レフの絵というものなのか・・・。
コンパクトデジカメや普通のAFのコンパクトカメラしか知らなかった私には衝撃的でした。

ついでにレンズキャップとストラップも購入。ストラップは購入時に付いているものだそうで、単体ではないとのことでしたが、
中古カメラであるという旨を伝えると、中古ストラップを店の奥から数本出してきてくれました。
amazon等でみたら新品のものあるんだけど高い。中古ストラップ、一本4ユーロぐらいでした。
レンズキャップは合うものがなかなかなく、MINOLTAと書かれたものが最終的にしっくりきました。一個3ユーロ。
店屋のおっちゃんにカメラを見せたところ「おー、Exa かいねー」と驚き気味でした。
これだけデジタル機が安くなり普及してる昨今、フルマニュアル機を有り難く持ってるているのは確かに珍しいかも。

 
写真、早速スキャナで取り込んだので公開したいと思います。


6枚目、7枚目、比較的上手く絞って背景ぼかせられたかなー。ビギナーにしてはよいかな?
シャッター速度は1/125で、絞りは具合がわからなかったのでF5.6ぐらいだったかな。あと一段絞ってもよかったかも。
露出もまぁまぁですね。マニュアルカメラ初めてだったけど、露出高めかなって思ってもアンダーになるんですね。
デジカメだと逆に露出オーバー気味になり、適正よりもやや下で撮影することが多いのに。



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