2012年1月7日土曜日

岡寺

7日。今日で松の内も終わりだというのに初詣を済ませていませんでした。
近くに神社があるのでそこで済ますという手もあったのですが、毎年参拝者が多いので足が遠のいていました。


もうそろそろ神社詣での人の数も減る頃ではないかと思い、今日思い切って出かけてみることにしました。


目的地は神社ではなく、以前から興味があった日本で一番古い厄除け寺とされる岡寺。
奈良県の飛鳥地方にあります。飛鳥地方を訪れるのは10年ぶりぐらいかも。飛鳥坐神社に行って以来です。
アクセス方法ですが、近鉄橿原神宮前駅の東口から周遊バスが出ており、岡寺前という停留所で降ります。
停留所のすぐ近くある鳥居(参拝道の入口)をくぐってひたすら坂道を歩いて行きます。結構勾配のきつい坂道です。
坂を登り切ったら右手の方に三重塔が見えてきたら岡寺に到着です。

 

 

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重文指定の仁王門。岡寺の顔です。正面左側で入山手続きします。参拝料は300円。
江戸時代までは興福寺の末寺、それ以降は長谷寺の末寺になったのだとか。厄除け祈祷の声が響きわたっていました。
到着当初は曇っていましたが、下山する頃には陽の光が差すようになりポカポカと暖かかったです。

 

 

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高台には三重塔が見えました。ここまで来る道のりがかなり険しい坂道だったので、上まで登らず遠目から撮影。
建立年代は不明のかなり古いお寺なのだとか。飛鳥地方の寺社仏閣ってどれもそんな感じがしますね。

 

 

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絵馬も厄除け祈願のものばかり。こういう風景ってでもいかにも日本的だなぁって思います。
私も今年初めてのおみくじを引いてみました。結果は吉でした。大吉よりも強すぎずいい結果らしいですね吉って。
本堂では祈祷が行われていました。私も厄年の時、ここではなくて松尾寺という所でやってもらったことがあります。
何人もの僧侶が読経をしながら厄払いが必要な人の名前を一人一人読みあげていくのです。

 

下山直後ぐらいに陽の光が差してきて一瞬だけポカポカしてきましたが、バス停に着くとすぐに寒くなりました。
近鉄飛鳥駅までは2キロほどの距離なので古代の遺跡などを散策しながら帰ろうかと思いましたが喉痛に襲われました。
バス停に着くやいなやバスが来たのでそれに乗って帰ることに。もう少し暖かくなってからの方がいいかもしれませんね。

 

しかしこの喉の痛み。厄介そうだな。

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