2010年6月6日日曜日

Hallumination ハルミネーション


Japantagの記事への訪問者、ややピークは過ぎたものの、依然多くの方が読んでくださってるようで嬉しいです。

日本では知名度のないザクセン=アンハルト州ハレ及びザクセン=アンハルトの町の魅力を、
日常の視点から、写真と拙い文章でお伝えするという本来の趣旨も忘れず今後とも更新を続けていきたいと思います。


それからたくさん星をクリックしてくださった方々ありがとうございました。
ブログを始めて今年で5年目ですが、こんなに皆さんに読んで評価して頂いて本当に嬉しかったです。



さて、我が町ハレでは、3日からヘンデル祭が始まりました(13日まで)。
開催中には町で様々な催し物がおこなわれます。今年は旧市役所にスライドを映すHalluminationというのが行なわれました。


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Hallumination(ハルミネーション)という言葉は、ハレとイルミネーションをかけたものなのでしょう。無理矢理過ぎるけど(笑)。
写真見にくくてすみません。夜間撮影故にISOを800まで上げてみました。ノイズ、ちらついているかもしれませんね。
最近、日が暮れて真っ暗になるのが非常に遅いので、ハルミネーションが始まったのは午後10時半です。



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老若男女関係なく、マルクトには大勢の人が集まり、夕涼みがてらハルミネーションを観賞していました。
ヘンデル祭期間中ということで、おもにヘンデルの生涯及びバロック音楽に関するスライドが映されていました。



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何故ドイツなのにユニオンジャックなのか。ヘンデルさんは、19歳でハレを離れ、ハンブルクやイタリアで音楽修行します。
その後、ハノーファーの選帝候の宮廷楽長になりロンドンに移住します。そして、後に彼はイギリスに帰化してしまいます。
故にヘンデルは生まれはドイツですが、イギリスとも非常に縁のある人物なのです。



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中央にチェンバロらしき楽器が見えますね。あるいはピアノかな。専門じゃないのでよくわかりません(誰か教えてください)。
旧市役所の正面、窓やら何やら凹凸だらけですが、結構きれいに見えていました。



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音楽家の肖像シリーズ。この人は誰かな。ヘンデルかな。不明。当時の人、みんな同じようなカツラつけてますからね。



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これまた音楽家だと思いますが、一体誰なのか・・・。画像の下に名前でも入れて貰えるとわかりやすいのになー。



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音楽家さん達の顔が終わると、今度は建物の模様が次々とかわっていきました。これはとても綺麗でした。



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白地に手裏剣みたいな形をしたムラサキの模様が綺麗に映えていますね。普段もこのように装飾してくれたらいいのに。



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今度は黒をバックにして黄色の何やら高貴な感じの模様で飾られています。



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今度は花柄模様かな。ピンク色の花の中心が鮮やかで美しい。他にももっともっとあったのですが、ベストショットだけ公開です。



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蔦なのかな。線画なのかな。色合いといい、個人的にはこれが一番のお気に入りです。建物にあってませんか?



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そしてフィナーレ。これは間違いなくヘンデルさんの顔でしょう。赤と白はハレの町の紋章の色です。いや、美しかった。
僅か上映時間は30分ほどでした、スライドが終わるとどこからともなく拍手が聞こえてきました。



市のホームページをこまめにチェックしていると、時々思いもかけないイベントに遭遇します。
先々週はヴェッティン、先週はデュッセルドルフとお金をかけた旅が続いたので、今回は自分の町で楽しく過ごせたかな。

残り少なくなった滞在、情報のアンテナをのばしてもっともっと楽しめたらいいなー。

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