2012年9月6日木曜日

docomoショップの対応 SH-09D

Sh09d

携帯電話はiPhoneを使っていますが、仕事上その他のスマホの使い勝手、特にOSが変わると気になるので、
半年ほど前に新規0円で購入したdocomoスマートフォン SC-04D(Galayx Nexus)を機種変更しました。

 

Galaxy Nexusを購入した理由は、この端末がAndroid 4.0初搭載機として話題になったためです。
OSの違いを把握しておくのも販売員に必要な知識の一つ。学習のために安い基本料金で契約しました。
とはいえ、私が使うよりも主に父がゲームと地図閲覧用に使うことになりましたが・・・。
しかし、最近父が「画面見にくい」「暗い」と言い出しました。
 


Nexusのディスプレイは有機ELという新技術が採用されています。
液晶ディスプレイに比べて画面が暗く、文字もドットが荒くて見にくいという評価があります。 
見にくいのはそのせいなのかどうかわかりませんが。父も年で目がよくないので。
「じゃあ、普通の液晶のにしてみるか」ということで機種変することに。

 

機種を変えることになった理由はこれだけではないです。
昨今話題になっているサムソンの訴訟問題。 やはり国内メーカーに頑張ってほしい。そういう思いもありました。

 

機種変更はすんなりできました。できるだけ安く購入することはできました。
購入した機種はSH−09D、Aquos Phone Zetaという液晶がとても奇麗な機種です。
LTE対応チップの生産が追いついておらず、全国的に品薄になっている中、
うちの店で先日携帯販売イベントがあり、その折に入荷したので一台取り置いてもらってました。 


しかし問題発生。リアカバーの右上部分が浮いており、きっちり閉まらないのです。 
防水機能付きだし、こんなに裏蓋がベコベコでいいのかどうか・・・。
購入後3日しか経っていないので、一度docomoショップに持ち込み相談することにしました。 

 

量販店で購入したので、保守・修理はドコモショップで対応してもらうことになります。
訪れたのが大阪府S市にあるdocomoショップ。私の家から車で15分ぐらい走ったところにあります。
S市は祖母が昔住んでいた所故、ショップもよく子供の頃に訪れた商店街の中にあるということなので、
久々に訪れてみようと思い選びました。

 

店内は空いており、すぐに私の順番がやってきました。
受け付けてくれたのは男性の店員さん。早速症状を説明すると、

 

「防水には影響なし。電池の大きさで防水機種の場合裏蓋がよく浮くことがある」
 


という説明。とはいえ、私のそれは普通では考えられない浮き方をしている。
仕事上、真っ新の端末を扱いますが、新品でペコペコ音が鳴るぐらい蓋が浮いてる機種は見たことがない。

 

「初期不良対応してくれないのか」

 

と訊ねると、「お調べします」と業務端末をたたき、

 

「今のところそういう事例はdocomoには届いてないので交換対応は無理」
 


と言われました。さらに、

 

「どうしても気になるというのであれば、1100円で裏蓋だけを購入してもらうしかない」

 

とのこと。購入して3日。一ヶ月ほど使ってそうなったのであれば納得いきますが、
さすがにこの説明には納得いかない。経年劣化であれば裏蓋だけ購入するのもやむを得ないけど。
繰り返しますが購入して3日です。あり得ない対応です。
でもまぁここで食い下がることなく、さらに抗議を続けました。

 

「防水機能のスマホでよくあるというのであれば、他の機種で事例があるのか見せてください」

 

と言いました。すると店員は一旦バックヤードに下がって店のデモ機を持ってきました。
デモ機の裏蓋は私のそれとは違ってピッタリハマっている。
試しに、デモ機の裏蓋を私のSH-09Dにつけてもらったところ、隙間なくハマった。
つまり、この結果からわかるのは、私のSH-09Dの裏蓋に最初から何らかの不具合があるということ。

 

さらに詰め寄って、

 

「デモ機の蓋はきっちりハマるじゃないですが。これでも初期不良対応できないというのですか」

 

と言ったところ「ちょっと待ってください」と店員はdocomoの別部署に電話をかけ始めました。

 

電話の後の結論もやはり、

 

「初期不良交換できない。浮くという事例は今までのところないので裏蓋だけ購入してもらわないといけない」

 

の一点張り。さすがに頭にきて「もう結構です」と店をあとにしました。

 

 

大人げないですが、こうなったら納得いくまでdocomoショップと全面対決をしてやろうと思い、
S市の隣、D市にあるdocomoショップに向かいました。車での移動だし、距離も離れていないので。 

 

 

見た感じ、D市のdocomoショップの規模はS市のそれよりも大きい。
20分ぐらい待ってカウンターに通されました。「こいつはできるな」という感じの女性店員。
最初にお名刺を頂きました。症状とS市のdocomoショップで受けた対応も説明すると、

 

「いきなり購入を勧めるなんてあり得ない。不快な思いをさせて申し訳ありませんでした」

「S市のどのスタッフでしたか。お名前など覚えてらっしゃいますか」

「お客様情報などの確認等ありましたか(もちろんない)。ないなどありえないんですが・・・」

 

等々いろいろ聞かれました。docomoにとってS市のショップの対応は相当よくなかったみたい。

 

このお姉さんの説明では、通例まず顧客照会をおこなうとのこと。それがないというのはおかしい。
次に購入して3日ぐらいしか経っていないのに、裏蓋の購入を勧めてくることも通例あり得ないとのこと。

 

結局、

 

 「初期不良対応させていただきます。当店では在庫がないのでメーカー修理として無償で承ります」

 

と初期不良と認定されました。無償です。すごくすごく丁寧な店員さんでこちらが恐縮してしまうほど。
作業の手際もよくすばらしかった。店を出る際も、出入り口までお見送りがありました。

 

 

キャリア・ショップに足を運ぶことって殆どありませんが、たまにこうして訪れると勉強になります。
ショップ店員さんはやはり厳しい社内研修等でしっかり教育されていると聞きます。
同じく携帯電話サービス、端末を販売するというセールス業務をおこなっている身としては、
上級の接客を身をもって体験するということは この上ない刺激になりますし明日に活かせます。

 

 

さてさて、修理はいつ頃戻ってくるのやら。

SH−09Dという端末、docomoのAndroid端末としては確かに質が高いので、
戻ってくるのが楽しみでならないです。

 

 

 

 

 

 

 

0 件のコメント:

コメントを投稿