2011年3月30日水曜日

クヴェアフルト(Querfurt)の旅


さてさて、久々のザクセン=アンハルト州の町紹介&小旅行リポートです。

今回訪れたのは、ハレの西にあるクヴェアフルト(Querfurt)という小さな小さな町です。
日本じゃ殆ど無名の町ですが、ピアノ教則本「バイエル」の作者バイエルの出身地ということで名前が出てくる程度かも。



大きな地図で見る

地図を見るとハレの西南西の方にクヴェアフルトがあります。電車で行くとメルゼブルクで乗換えなければならず、
さらに60㎞圏外なのでホッパーチケット(Hopperticket)が使えません。そこで今回はハレからバスで行くことにしました。
バスなら若干時間はかかるものの(停留所が多いため)片道2,5ユーロで行けてしまいます。所要時間は約1時間です。


ハレとクヴェアフルトの間には大小様々な村が点在しています。村と村の間には畑しかありません。
バスの四方八方全部畑で、その畑の真ん中を走る真っ直ぐな道をバスは快走します。ひたすら真っ直ぐ、バスは走っていきます。
車窓から入る日の光とバスの揺れは心地よく、うとうと居眠りしてしまうほどでした。


クヴェアフルトですが、日本では殆ど紹介されていません。
ザクセン=アンハルト州の中では結構古い町らしく、その歴史は9世紀まで遡ることが出来るそうです。 
ドイツには総数150の観光街道があるそうなのですが、このクヴェアフルトはロマネスク街道に属する町です。
中でもこのクヴェアフルトは「ロマネスク街道の真珠」と評されているのだとか。


なぜ「真珠」と評されるのか、訪れてみて何となくわかりました。

0 件のコメント:

コメントを投稿