2010年1月10日日曜日

大波乱の帰路 関空→フランクフルト空港

 

 

本日午前1時前に無事ドイツに到着。その道程は大波乱だらけだった。


関空までの移動。平日の阪和線はすし詰めでとても大変。
早朝の移動故ラッシュアワーに巻き込まれるのはやむを得ないとしても、
大きな旅行鞄を抱えての移動はホントに疲れる。

それを避けるべく土曜日にしたのだが、天王寺から座れるぐらい空いていた。
天気もよく、これから始まる旅の前途を祝するか如く車内に心地よい朝日が入ってきた。
でも実際は・・・。



出発2時間半前にチェックインカウンターに到着。
そこで衝撃の事態を知らされる。
悪天候のため、搭乗予定のフランクフルトからライプツィヒ・ハレ空港への便が欠航。
午後10時、11時着発の便に振り替えられるとのこと・・・。


悪天候・・・。まぁ冬場のフライト故に想定内のこととはいえ一つ不安がよぎった。
午後11時に無事ライプツィヒ・ハレ空港に着けたとしても、
そんな遅い時間にハレ行きの電車があるのかどうか・・・。


フランクフルト止めにしてもらえば、鉄道による地上移動が可能。
しかし、航路変更は認められず

。ライプツィヒ・ハレ空港には行かないといけないらしい。
フランクフルトには午後15時半到着。
次の飛行機の搭乗まで待ち時間は何と6時間。


こういう時、不安の芽はできるだけ早くに摘んでおかねばならない。
100円でネットにつなげる端末を発見。ドイツ鉄道のダイヤをチェック。
電車はあるみたいだ。ライプツィヒ・ハレ空港からハレ駅への直通は午後11時52分が最終


その次は、0時48分に電車があったが、ライプツィヒ経由で到着は午前2時前になる。


搭乗フロアにも無料ネット端末があった。
そこで再度チェックしメモしておく。
なんとかなりそうだ。



搭乗手続きを済ませ、いざフランクフルト空港目指し12時間の旅へ。
しかし・・・。機材故障があったらしく30分ほど出発が遅れた。
フランクフルト空港で6時間待機だし、この便が遅れることに関しては特に影響はない。


ハレへの移動に希望が見出せたとはいえ、フライト中不安で気が重かった。
ついついあれこれ行程を頭の中でシュミレーションしてしまう。
実際に到着してみて、状況を見てみないことにはわからないのに・・・。
こうして不安を自分で作ってしまうのはなかなか直らない悪癖。



30分遅れだったが無事にフランクフルトに到着。
高度が下がるにつれて景色が段々白っぽくなってきた。地上は真っ白。
どうやら今年の冬も雪が多いみたいだ。
念のため地上係員にフライトの変更がないか確認する。変更無し。聞くだけ無駄だった?
乗り継ぎ便のフロアまでの移動は往路地に比べてとても楽だった。


約6時間の待機が始まる。
最初の3時間は空港内を探検したり、本を読んだり、動画を見たりして時間をつぶせたが、
後半3時間は凄く辛かった。移動の疲労と心労が押し寄せてくる。
さらに、時間潰しの頼みの綱であった動画プレーヤーの電池が切れる。
意識は朦朧としていた。気がつけば、6、7名の中国人団体客に囲まれていた。
怖ろしいので、トイレ行くついでに席を外したが、
戻ってくるといなくなっていた。


空港内の飲み物、食べ物は洒落ならないぐらい高い。
コーラ500mlで2.5ユーロなんてあり得ない。日本円で約350円。ボッたくりすぎだ。
そんな中無料のコーヒースタンドを発見。
最近全然飲まなくなったブラックコーヒーで少しだけ元気を回復することができた。



まぁでも、何だかんだいっても6時間というのはあっという間に過ぎていった。
次はいよいよライプツィヒ・ハレ空港までのフライト。

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