灰色の空と灰色の川。川岸は凍っており、北海道の流氷の如く氷が水面をぷかぷか漂っています。見るからに寒い・・・。
エルベ河畔の町には、ヴィッテンベルクの他にドレスデン、マイセン、デッサウ・ロスラウ、マグデブルク、ハンブルクがあります。
橋の上から河畔及びヴィッテンベルクの旧市街地を眺めてみました。正面左側の塔は城付属教会、右側は町教会です。
2002年にエルベ川では大きな大きな洪水があり、さっき挙げた河畔の町は物凄い被害を受けました。
この写真の場所も洪水時に浸水し、水が引くのにかなり時間がかかったのだとか。
洪水の被害は友人の故郷ロスラウでもあり、濁流が多くの橋脚を破壊し、交通網を麻痺させたそうです。
特に鉄道橋の破壊は深刻で、さらにデッサウ・ロスラウ市は財政難であえいでいるため、
洪水からかなりの年月が経ってるにもかかわらず、未だに洪水前の状態へ全面復旧していないのだそうです。
橋から町までは往復2キロ半ぐらいあり、行って戻ってくるだけで結構時間が経っていました。
雪やら雨やらは降ってなかったのですが、寒さがだんだん厳しくなってきたので、
ヴィッテンベルクを後にしてロスラウに戻ることにしました。
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