2011年1月30日日曜日

350円也 - Agfa Silette -


今日は比較的気分良く過ごすことができたかな。
卵炒飯を作り、美味しく頂きました。沢山食べたので、今もまだお腹いっぱいです。


さてさて、実はVerteidigungの前、またまたカメラを物色していました。
Exa 0を14日に購入し、高いのはもう買えないので、予算の上限を1500~2000円に設定して。

eBayを見てると、終了間際まで殆ど入札価格が上がらないものが結構あります。
その大半は付属品や部品調達用の壊れたカメラなのですが、ごくたまにまともに動きそうなカメラも混じっています。
しかし、玉石混淆なので見極めが難しい。品物の説明書きに「動きます」と書いてあってもそうじゃない場合もあります。




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入札時間が一時間を切っても、価格が1ユーロから動かないカメラが一台ありました。Agfa Siletteという50年代のカメラ。
見た目は綺麗で「完動品」と書かれていました。3ユーロ位で落とせるかなと入札して待ってたら、3,2ユーロで終了しました。
3,2ユーロといえば日本円で350円ほど(1ユーロ=110円で計算)。


さて、このAgfa Siletteというカメラですが、1950年代中盤頃から作られたものだそうです。ドイツ製です。
Agfa(アグファ)という会社は、フィルムメーカーとして世界的に有名な会社。一時期世界シェア第3位だったのだとか。
フィルムメーカーが作ったカメラということでよいレンズを使っており、 安くてよく写ると評判がよかったそうです。
日本で言うと富士フイルムが作ったカメラといったところでしょうか。


距離計も露光計も何もついていないレンズシャッター式カメラです。
写真には窓が2つ見えますが、向かって右側がファインダーで左側は飾りです。距離計ではありません。
レンズはAgfa Color Agnar 2,8/50mmで、安い割には明るめのよいレンズを使ってます。
シャッター速度はB(バルブ)-1/250。スナップ程度なら十分なスペックです。




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3~4日ほどで品物が届きました。
手にとってビックリ。何と新品同然。傷も汚れも殆どない。速写ケースとAgfa純正フラッシュが付いていました。
シャッター速度もほぼ全速稼働しており、絞り・シャッター羽も粘りなし。サクサク動きます。フィルム送りもスムーズ。
レンズに傷も曇りもなし。前玉も後玉も綺麗綺麗。
あ、セルフタイマーだけ動きが鈍っています。殆ど使うことはなさそうなので無問題。




前のオーナーさんが丁寧に使われていたのでしょうか。それとも未使用なのか。
なぜ350円ほどで落とせたのか。ナゾです。

今度試写してみます。どんな写りになるのか楽しみー。

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