2011年1月21日金曜日

フルボッコ


26日、最終決戦。まだ仮決定ですが一応・・・。 最終決戦は持ち時間1時間のプレゼンです。

今日は予行演習。演劇や演奏会の本番前の通し練習を「ゲネプロ(Generalprobe)」といいますが、そういうものかな。





聞き取りが苦手なので、そのトレーニングばかりしていたのですが、原稿内容の校正を怠り、

予行演習時後は駄目出しの集中砲火を食らいました。

聞き取りも、ここに来て耳がバテてきたのか不調・・・。

とはいえ1ヶ月前よりかはかなり改善されました。

終わったあと、しばし頭を抱えて「うーん」って唸りましたが、

まぁ自分が怠った結果故に立ち直りは早かったです。

何より、私ごときの最終決戦に、みんな真剣になって駄目出ししてくれたのが凄く嬉しかった。

ちょっとでもこいつのダメなプレゼンをいいものにしてやろうというのがひしひしと伝わってきました。

口頭試験の際、試験記録係だったアシスタントの女性が、娘さんを連れてゲネプロに足を運んでくれました。

子供さん、たぶん2人ぐらいいらっしゃる方。お母さんとして忙しくされてるにもかかわらず。 

娘さん、まだ3歳か4歳ぐらいじゃないかな。挨拶しようとしたら人見知りなのかお母さん(女性)の後に隠れちゃいました。

殺伐とした状況になってもおかしくなかったのに、この子がいてくれたお陰で場が少し和んでいました。

小さい小さい助っ人に感謝です。




先週に続き、スロバキア人の友人もゲネプロに参加してくれました。

同じ外国人故、しばしば励ましの言葉をかけてくれます。

先週、ドイツ人の女性が発表した折、やたらとドイツ語の接続法の質問をして発表者と聴衆を困らせていました。

彼の関心領域とはいえ、ちょっと発表テーマの趣旨とは大きくずれた質問だったので。

そして今回、私のプレゼン後にもまたまた接続法の質問が(若干関連する部分があったので・・・)。

“Konjunktiv” という用語がでるやいなや、他の人達が顔を見合わせニヤニヤしだしました。

「いやー、(先週に引き続いて)またかいな・・・」って具合に。

私にとっては有り難い質問なので真摯に答えなければいけなかったのですが、

ついついまわりの雰囲気につられてにやけてしまいました。


でも彼は大まじめなのです。「外国人故に、聞いて、わからんことはどんどん質問していかにゃ」と。

確かによくできて真面目な人。一緒にでていた授業でもいつも講義室の一番前で聞いていました。

私も見習わないとな・・・。

 


しかし、あまり日がないのにこの様とは・・・。情けなや・・・。

まぁでも、全否定されたわけではないので調整次第で何とかなる。 全部やり直しーだと泣きたくなりますが。

それに、おっちょこちょいの私がいつもやらかすショーもないミスも結構あったので、

「本番上手くいくために、ここいらで膿を全部出しておけ」という何かのお導きなのかもしれない。

フルボッコにされた部分にのみ目を向けて凹まないよう自分をコントロール。

そして土曜日の再予行演習に向けて再始動です。




泣いても笑っても最後のわけですからね。

さぁ、苦しみながら楽しむか!!!

0 件のコメント:

コメントを投稿