2011年2月16日水曜日

ドヴォ7 in Gewandhaus


何もかもが一段落ついて迎える今週末、何をしようか色々考えた結果、久々にコンサートに行くことにしました。
ベルリンに行きたかったのですが、天気が不安定故にとりあえず近場で楽しんでみることに。
ライプツィヒ・ゲヴァントハウスで行われる、ゲヴァントハウス・オーケストラの定期コンサートです。

ゲヴァントハウスを訪れるのは4年ぶりぐらいじゃないかな。随分ご無沙汰してしまった・・・。


日時は2月18日(金)午後8時から。曲目は前々から一度生演奏を聴いてみたかったドヴォ7です。

曲目

Antonin Dvorak

Konzertovertüre  “Karneval”  op.92
Konzert für Violine und Orchester a-Moll op.53
7. Sinfonie d-Moll op.70


プログラムは全てドヴォルザーク。土臭い、田舎臭いメロディーが多い作曲家。結構好きです。
楽譜は・・・。特に弦楽器泣かせ、ヴィオラ・チェロにとって厄介なもの。
ウニョウニョウニョウニョと移弦をたくさんしなきゃならない伴奏がいっぱい出てくるし・・・。


ドヴォルザークのシンフォニーは1番(ズロニツェの鐘)から9番までありますが、中でも私はこの7番が大好き!!
8番、9番に比べて美しいメロディーがたくさん現われるからです。特に第2楽章のクラリネットがいいかな。
それと民族舞曲を取り入れたドヴォルザークらしい第3楽章。その冒頭はチェコの民族舞曲フリアントのリズムです。


ブラームスと年齢を超えた親しい交際をしていたのは有名な話で、
特にこの第7番はブラームスの交響曲第3番の影響を強く受けた楽曲であるという見方もあります。


第8番や新世界に比べて知名度はさほど高くなく、
且つ演奏の難易度が高い故、プロのオーケストラでも難曲と見なされ、演奏機会はそう多くないそうです。
実際楽譜を見ると・・・。無理です。難しすぎます・・・。


シンフォニー以外の作品で私が好きな作品は弦楽セレナーデと交響的変奏曲(通称「ドヴォ変」)でしょうか。
数ある弦楽セレナーデの中でも、ドヴォルザークの作品は一番美しいのではないかと思います。



この難曲を、ゲヴァントハウス・オーケストラの常任指揮者リッカルド・シャイーがどの様に仕上げるのか楽しみです。

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