2009年9月13日日曜日

レトロな路面電車

お祭りの会場であるNeustadt-Zentrumに戻ってきたのが12時15分でした。
レトロな路面電車が出発する停留所はここからドンだけ急いでも20分はかかるHeideというところ。
Heideから路面電車は12時50分に出発します。

Am Bruchseeという停留所からHeideまでバスが走っていることを事前に調べていたのですが、
バスの出発は31分でHeide到着が47分。乗り継ぎ時間はたったの3分しかない。。。
一か八かこのバスに乗ってHeideに向かうことにしました。延着したらもう不運ということで。
でもでも、乗降客が少なかったお陰で47分丁度にバスはHeideに到着してくれました。ラッキー!
さらに、まだ路面電車は到着していない。



路面電車がHeideのホームに到着したのは、私が到着してから3~4分たってからでした。
2両編成の路面電車で、前と後は車両が異なっています。では乗り込んでみましょう。


なっ、なんと、座席が木製ではないですか。壁も床もどこもかしこも全て木製。いや、素晴らしい!!
こんな路面電車が動く状態で残っているなんて、それに乗せて貰えるなんて感激しました。


運転席の様子。計器類はあまりありません。スイッチ類は最近付けられたものっぽいですが、
ブレーキ類は当時のまんまみたいです。あぁ車両ができたのは戦中の1944年とのことです。
ということは、65年前!!


これが最後尾。車掌室になってるみたいです。今回もハレ交通局の方が車掌をされてました。
ドアは自動ではなくて手動式。この端っこの木製の座席、ここが私のお気に入りの場所でした。




車掌さんが切符を販売している様子です。鞄はさっきのバスの時と同じでした。かなりの年代物。
切符を渡す際には、昔日本の鉄道の改札にもあったようなハサミでぱちんと隅を切ってくれます



電車は丁度Neustadtにさしかかりました。一番最初の写真にあった高層住宅が窓から見えます。
Soltauer Strasseというところまで行くということは知っていましたが、
途中で乗り降りできるのかについて調べてこなかったので、とりあえず乗り続けることにしました。


Soltauer Strasseについても、Heideから一緒に乗ってきた人達に降りる気配はなし。
切符一枚でどうやら再びHeideに行けるっぽい。まだまだ乗れるということでラッキーでした。


休憩中に木製車両から後の車両に乗り換えることにしました。

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