2010年4月19日月曜日

連続イニング出場、ついに終わる




日曜日、毎週デーゲームを楽しみにしています。
最近寝付きが悪いので、昨日の晩からKeyHoleTVの在阪ラジオ局のチャンネルをつけっぱなしにしていました。
ドイツ時間の朝7時頃、日本では丁度デーゲームが始まった頃、何やら賑やかな実況で目が覚めました。


今日の阪神対横浜戦(横浜スタジアム)でついに金本選手の連続フルイニング出場がストップしたとのこと。
これは歴史的な大事件だ!!


シーズン当初から右肩が重症故、打つ方も守る方もままならないでいた金本選手。
17日の試合でも、満足なスローイングができない故に、2塁走者をレフトへの単打で尽く返してしまっていた。


チーム首脳ではなく、金本選手自身からスタメン辞退をしたということ。
この英断、金本選手とチームの双方にとってよかったのではないかともいます。でもちょっと遅すぎる。


2003年から2008年まで、常に優勝戦線で戦えるチームを牽引してきた立役者。
しかし、チームの牽引役として活躍した一方で、長期的ビジョンにおけるチーム作りにマイナスな影をも落としてきたと思います。
どうしてもこういう場合、東京の某ウサギさん球団と比較してしまいますが・・・。


あまりにも長いこと、同じ選手がレフトというポジションに居座りすぎたせいで、
誰も一軍の試合で使う球場のレフトを守ることができなくなる恐れもある・・・。球場によってクセがあるでしょうから。
それに3つのポジションしかない外野で、既に1つが埋まり、残り2つを奪い合う状況では、
いくら競争社会とはいえ、若手選手のモチベーションも心配。彼を超える、才能を持った選手がいたかもしれない。


引き際って難しいし、偉大な記録故にまわりもなかなか助言できなかったということもあったのかもしれませんが、
米大リーグのリプケン選手の記録を更新した時点で若手に道を譲った方がよかったのではと・・・。


でも、金本選手がこの記録継続の間に残した置きみやげは大きいし貴重。
縁あって阪神に来てくれた金本選手が残した土産を、今度は阪神球団首脳と生え抜き選手がどう生かすか。
彼に続く選手が、阪神の若い生え抜き選手の中から出てきて欲しいなー。


一つのタイガースの戦い方が18日で終わりました。
明後日からまた違う戦い方が見られると思うと、なんかワクワクしますね。

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