2010年5月27日木曜日

Verteidigung ぼやき


昨年の同時期に苦しめられた左手小指側の手首痛にまたまた苦しめられています。
この一年間全然でなかったのに。放っておいたので完治していなかったのかな。


今月初めから痛み出した右手親指付け根の痛みもまだ残っていますが、こちらは無理しなければごまかせるようになりました。
そんな中、今度は左手が痛くなるとは・・・。かなり辛い。症状は去年より酷く、使い続けるとじっとしていても激痛が走ります。


今日は雨でした。雨の日は関節痛が酷くなると聞いたことがあるのですが、どうやら本当みたいですね。
しばし安静に・・・、といっておれないのが辛いところ。



そんな中、今日は研究室の同僚が博士論文のVerteidigung(公開討論会)を行う日だったので出席しました。
エジプトの最高学府を卒業し、ドイツに国費奨学金で渡ってきた故優秀です。ドイツ語もペラペラだし、論文も分厚い。
私なんぞは・・・(-。-;)


聴衆もたっくさん来ていました。(既婚者故に)奥さんと子供(らしき人・・・)とご兄弟、ご両親、友人、その他関係者等々。
100人はゆうに収容できそうな講義室での公開討論会。いやー、私だったらあんな広いところで喋るのは無理だな・・・。
堂々と発表し、質問に受け答えしていた彼。あのドイツ語力が私にもあれば・・・。


それと多くの人に見守られ、博士号取得をお祝いされる(であろう)彼が羨ましかった。

人がいいものをもっているとそれを羨むというのは人間の性かもしれないけど、それにしてもねー。ああーとため息。
私の時はあんなに大勢の人に祝福してもらえないだろうなーと思うと何か虚しい。


何とも言えない恥ずかしさと虚しさに心が支配されたのと、両手がジクジク痛み出して我慢できなくなってきたので、
公開討論が終わるやいなや、彼が博士になるのを見届けずに退席しました。帰り道、雨も降っていたし辛かったなー。


でも私は私でいいのかもしれない。
誰からも祝福されずとも、多くの聴衆に来てもらわずとも、やり遂げたことに対する充実感を得れればそれでいいのかな。



でもでも、私も同じようにできるのだろうか・・・。彼の次は確実に私の番だ。その時が一刻一刻と迫ってきている故に不安だ。

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