2010年5月24日月曜日

Wettinの旅(6) ザーレ河畔の風景


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ザーレ河は流れが緩やかな流域が多いせいか、遊覧船の他にも個人ボートやカヌーををしばしば見かけました。
ビューんと高速で走り去っていくものもよいけど、川辺に船を寄せて川涼みを楽しんでいるのは気持ちよさそうでした。


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ドイツの初夏の風景で、私が一番美しいと思うのがこの黄色い絨毯。物凄く広い畑一面を菜の花が覆っています。
初夏のみずみずしい緑色とこの鮮やかな黄色のコントラスト。自然が織りなす芸術ですね。


今回の遊覧船の旅ですが、参加者18名は当然ながら全てドイツ人。こういう環境好きだったりします。
外国人もといアジア人は私一人。奇異な目を向けられる一方で、気さくに話しかけてくださる方も何名かいました。
その殆どの人にやっぱり「中国から来たの?」って訊ねられました。ほぼ例外なくです(笑)。
そして「日本から来た」と告げるとこれまた例外なく相手の表情が緩みます。警戒心が解かるのか、会話が弾みます。


船のレストランへグラスを返却しに行く時、一人の老紳士に声をかけられました。60代ぐらいの方でしょうか。
最初「ドイツ語わかる?」って聞かれ「解りますよ」と告げると、それから後は色々質問されました。
その老紳士はかつて日本で発電所関連の仕事をされていた方で、神戸と鹿児島にいらっしゃったそうです。
「日本のどこから?」って訊ねてこられたので「大阪です」っていうとすごく嬉しそうにされていました。
旧東独の方だとしたらかなり珍しい方です。元技術者故に、新幹線等、日本の高度な技術力に関心を示されていました。

そんなこんなで2時間なんてあっという間に経ってしまいました。
操縦士さんの「もうじきヴェッティンです」というアナウンスを聞いたのはあろうことかトイレの中(笑)。
慌ててトイレからでるともうヴェッティンのお城が見えていました・・・。残念。

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