2010年7月3日土曜日

Langenacht der Wissenschaften


今日、町ではLangenacht der Wissenschaftが催されました。
これは10月から大学に入学する新入生や市民に大学図書館や研究所の内部が一般公開されるイベントです。 

 
4年前に一度参加し、大学・州立図書館の内部を見学したのですが、
もう一度見ておきたいと思い、午後9時頃図書館に向かいました。普段絶対立ち入れない書庫内に入れます。






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これが大学・州立図書館の建物。私達は中央図書館(Zentrale Biblioghek)と呼んでいます。
州都はマグデブルクですが、州立図書館は何故かハレにあります。全ドイツでも比較的規模の大きい図書館だそうです。
この建物ができたのは19世紀後半。図書閲覧室は1990年代後半に改装されたとのこと。
一見4階建てに見えますが、書庫内は8階建てになっています。






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図書館のエントランス部分。ちょっと写真写り悪いですが・・・。右手にあるドアが館外貸出本カウンターです。
この図書館に保管されている本は、インターネットで注文して館外貸出本はここで受け取ることになっています。
私ももう何十回とここに通いました。2階には閲覧室があり、貴重本、辞書類が閲覧できます。



書庫閲覧ツアーは18時から1時間毎に行なわれていました。
私は午後10時のツアーに参加しました。エントランス部分に集まり、簡単に図書館の沿革に関する説明を受けました。
その後2階のロッカー室に移動しました。この部屋の壁には本の在庫目録カードが保管されています。
昔の学生、研究者達は本を探す際に手書きの目録カードに一枚一枚目を通さなければならなかったとのこと。
今はOPAC(インターネットの図書検索システム)があり、図書の検索や貸出はホント便利になりました。



次はいよいよ書庫内部。ロッカー室入口手前にある小さな扉をくぐると、夥しい量の書物が目の前に現われます。
写真撮影したかったのですが、図書館員の目が厳しかったし、誰も撮影しようとしていなかったので断念することに。
ツアーは30分間。あっという間に終わってしまいました。もっと自由に見れるとよかったのになー。





4年前に訪れた時は結構盛り上がっていたのに、今年は閑散としていました。
Uniplatz(大学広場)でも人混みに遮られて歩きにくいということもありませんでした。どうしちゃったんでしょうね。
学生数減ってるのかな。やっぱりこれも不況の影響なのかな。

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