2010年9月17日金曜日

これでいいのか日本?

中国漁船衝突 米、尖閣は日米安保の対象 組織的な事件と警戒 (1/2ページ)

2010.9.16 23:04

【ワシントン=佐々木類】東シナ海の日本固有の領土、沖縄・尖閣諸島近海で起きた中国漁船衝突事件について、米政府は事件は偶発的なものではなく、中国政府黙認の下で起きた「組織的な事件」との見方を強め、中国の動向を警戒している。尖閣諸島は日本の施政下にあり、日米安全保障条約の適用対象との明確な見解をとり、「有事」の際は米軍が対処することを示唆して、強気の姿勢を崩さない中国を牽制(けんせい)している。

米政府の認識と立場は、クローリー国務次官補(広報担当)によって端的に表明された。同氏は8月16日の記者会見で(1)尖閣諸島は日本の施政下にある(2)日米安保条約5条は、日本の施政下にある領域に適用される-との見解を表明。そのうえで「条約が尖閣諸島に適用されるかと問われれば、そうだ」と明言した。

今月14日の記者会見でも、衝突事件に関し「対話による平和的解決を求める」と述べると同時に、「日米同盟はアジアの平和と安定にとって要石だ」と強調した。

米政府は、中国政府部内で尖閣諸島の実効支配が機関決定された可能性があり、「漁船を隠れみのに軍と一体となって、この方針を行動に移している」(日米関係筋)との見方を強めている。衝突事件が「組織的な事件」との認識はこうした見方に基づいている。

同筋は、衝突事件で中国が強気の姿勢をとっている理由について、「中国国内の(日本を批判する)世論への対策ということを超えた行動であり、尖閣諸島の領有化という明確な政府の意思を示したものだ」と警鐘を鳴らす。

また、「民主党代表選という日本の政治空白と、沖縄県の米軍普天間飛行場移設をめぐり日米関係全般が停滞する中、中国は日米の出方を試した」とみる。

中国が「核心的利益」と呼び、自国の内海化を進める南シナ海に目を転じると、インドネシア近海で6月、中国の漁業監視船がインドネシア海軍の艦船に「拿捕(だほ)した中国漁船を解放しなければ砲撃する」と警告し、交戦の一歩手前までいき緊張が高まった。

この事件は、中国が南シナ海や東シナ海で、海軍の退役艦艇を改造した漁業監視船を派遣しつつ、漁船を“先兵”として使っていることを裏付けている。

米軍は昨年3月、米調査船が中国海軍に妨害を受け、護衛のため南シナ海にイージス艦を派遣した。今回の衝突事件における今後の中国側の動向次第では、米政府が「艦船派遣という目に見える形で対中圧力をかける」(元米海軍将校)という可能性も指摘されている。

http://sankei.jp.msn.com/world/china/100917/chn1009170010000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/world/china/100917/chn1009170010000-n2.htm

 

尖閣諸島関連のニュース、注意深く見守っていましたが、米国の見方が報じられましたね。
「施政下にある」ではなくてハッキリと「日本領である」と言ってくれた方がスッキリするのになー。

尖閣諸島は明らかに日本固有の領土であり、国際的にもこれは認められています。
中国側は、サンフランシスコ講和条約が施行された頃にはなにも言ってこず、
この付近に石油やガスが出ることが明らかになってから突如「自国の領土だ」と言い始めたもので、
理不尽な言いがかりにすぎないのです。


今回、中国は割とマジなようなので、今後の動向が気になります。
北京五輪、上海万博と対外に向けたイメージアップ期間はもうじき終了し、
その後どんどん覇権主義という本当の顔を見せてくるでしょう。

こういう記事も発見しました: http://ameblo.jp/konichiwa/entry-10648536161.html



しかし、日米安保という条約下、有事が発生した場合は米軍が対処するとありますが、 これでいいんでしょうか。
大東亜戦争が終わって65年経った今もなお、日本はれっきとした主権国家であるにもかかわらず、
未だに近隣諸国の脅威を自分で対処できない、この何とも言えない情けない状況、何とかならないものでしょうか。


米国とは同じ民主主義の隣国として、独裁国家で何をしでかすかわからない中朝に対して、 あるいはこれからどんな有事が起こるかわからない東アジアの情勢に対して、 常に連携をとって対処していかねばならないと思います。 しかし、その前に、近隣諸国からの脅威は自国で何とかできる、 つまり日本は日本のやり方で国防を行えるようにしてから、 初めて米国と台頭な隣国間のパートナーシップを築いていかないといけないと思います。 米国様がしてくれなければ、隣国の脅威にただ泣き寝入りするつもりですか。 いつまでも国防を米国頼みにしるのはもうそろそろやめないと、そういう世論が日本国内で高まってこないと、日本はいつまでたっても本当の独立国へなるべく脱皮できないでしょう。


その為には国民がまず日本という国をどうしたいのか、国家理念を明確にして(簡単ではないですが)、 占領軍が無理矢理押しつけた現行憲法を、現行の規定の範囲内で改正もしくは廃止にして(国際法上違法故に)、 国防も何もかも日本人自身の判断で切り盛りできるよう変えていかないといけません。 例えば憲法九条だけを有り難がって、あたかも題目を唱えるが如く「九条、九条」と言っても、 武器を持ってしたたかに攻め入ってくる隣国の脅威になんて対処できません。日本人の命を守る事なんてできません。


いい加減目を覚まさなきゃ、日本人!!

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