2010年9月6日月曜日

Köthenの旅 ルードヴィヒ・フォン・アンハルト・ケーテン候

 

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この方はルードヴィヒ・フォン・アンハルト・ケーテン候(Ludwig von Anhalt-Köthen)です。
この方は、ドイツ語史において重要な人物で、17世紀にドイツにおいて最初の、そして最も重要な国語協会、
「実りをもたらす協会」Fruchtbringende Gesellschaftを創設した人物です。

国家という枠組みで通用する一つの言語形式、即ち標準的な言語形とその規範化を必要とする意識及びそれを巡る議論が、17世紀初頭から盛んになってきました。そうした議論の場を提供したのが1617年にルードヴィヒ・ケーテン候が設立した国語協会で、当時「実りをもたらす協会」以外にもいくつも設立されました。


Germanistikをしている人間として、この銅像は一度でいいから見ておきたかったのです。
今回、ようやく念願が叶いました。

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