2010年9月6日月曜日

Köthenの旅 聖ヤコブ教会


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マルクトの真ん中にデーンと立っているのがこの聖ヤコブ教会。塔がこの町のシルエットを創り出していますが、
建てられたのは1895年だそうです。最初の塔は1599年に基盤の不良によって倒れてしまったのだとか。
そして、この塔はザクセン・アンハルト州にあるプロテスタント教会の中で最も高いものだそうです。
丁度訪れた時、バッハ祭の午前中の部のコンサートが終わったところで、お客さんが沢山でてきました。




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塔のすぐ下に見つけたレリーフにもこの教会の設立経過が書かれています。
この町で最も古い教会だそうで、その歴史は12世紀にまで遡ることができるのだとか。
今の塔ができたのは先程述べたように1895/97年だそうです。




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教会の内部。各諸侯の霊廟がこの中にあるそうなのですが、残念ながら見ることができませんでした。バッハの領主であったレオポルド候もこの教会で眠っており、レオポルド候が死去した際、バッハは彼のために葬送音楽を作曲したとのことです。教会の名前ですが、ケーテンが網目状に張り巡らされた巡礼路ヤコブ道の重要な拠点であったことに由来しているそうです。


バッハ縁の教会はここではなく、この後訪れる聖アグヌス教会の方です。
バッハはルター派だったのですね。

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