2010年9月12日日曜日

Burgfest in Wettin Templerkapelle


前回訪問時は自由時間がわずか1時間半しかなかったので、一箇所だけ行けないところがありました。
それはTemplerkapelleという、ヴェッティン市街から約2㎞程行ったMüchelnというところにある古いチャペルです。



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ヴェッティンの観光案内地図でも欄外に記されているTemplerkapelle。とにかく遠かった。車道の路肩を歩かなければならず、
車がびゅんびゅん来るので危ない危ない。私以外にも結構ここを訪れる観光客の方いました。写真は敷地への入口。




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入口を抜けるとだだっ広い中庭に出ます。正面の納屋を改造したような建物はアートギャラリーになっています。
とりあえずギャラリーはあとで訪問することに。お目当てのチャペル、どこにあるのかウロウロ探すこと1分。あっという間だ。




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これがTemplerkapelle。時代は中世。十字軍が活動以降に出来た騎士修道院の中でも特に有名だったテンプル騎士団ゆかりのゴシック調チャペルだそうです。13世紀後半頃に建てられた、ドイツにある数少ないテンプル騎士団関連の建物の一つだそうです。Müchelnという町は、テンプル騎士団の騎士修道会管区として1270年のマクデブルク大司教の公文書に登場するそうです。




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教会の後部。入口は右手奥にあり、中にはいることも出来ます。しかし700年以上前の建物が現存するなんて奇跡だ。




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チャペルの内部。飾り気のない簡素な感じがします。今でも礼拝、あるのかな?




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かつては装飾が施されていたと思われるチャペルの上天井。一体何が描かれていたのかな。




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2階部分へあがれる細い螺旋階段があったので登ってみることに。外観は石組みだけど骨組みは木なのですね。
このチャペルの由縁がパネルで説明されていましたが、明かり窓はあったものの、暗くてよく見えなかった。



しかし、普通こんな所まで日本人が訪れるのはまずないでしょう。貴重な訪問だぞ、これは。

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